福岡三大ソウルフードの一角を担うローカルチェーン
来週まで平日公演がないので、ローカルグルメネタを挟みますね。遠征民の方向けの記事です。
今回ご紹介するのは福岡三大ソウルフードに数えられる、みんな大好き「牧のうどん」です。HKTファンには、さっしーがお悩みを聞くごぼてん内のコーナー、『さしのうどん』の元ネタと言えばわかりやすいでしょうか。
スープは糸島の本店で一括して作って輸送する為、本店から離れすぎている場所には出店しないのがこだわり。店名の由来は「牧にあるうどん屋さん」を省略して「牧のうどん」です。つまり「牧」が地名で「の」は助詞になります。福岡の人でも発音を間違えている人が多いです。
店舗により異なりますが、基本的にはカウンター・テーブル・お座敷があります。カウンター内には製麺機があり、ガッチャンガッチャンと麺が作られているのを見学できます。
注文は伝票に自ら赤鉛筆で正の字を書きますが、店員さんに頼んでやってもらっても大丈夫。この時、麺の固さを選べます。県外の方には固麺がおすすめです。博多では年配の人ほどやわ麺が好きですが、県外のお客さんにはコシの感じられる固麺の方が受けが良いです。
こちらは一番人気の肉ゴボウうどん。博多名物ゴボ天に甘く味付けしたお肉が乗ります。
牧のうどんは冷水で絞めない製法で、加水率も低いのでどんどんスープを吸って膨張します。柔らかいほど膨張率が上がります。食べても減らない魔法のうどんなどと言われますが、本当に増えるので急いで食べましょう。
後半になると麺にスープを吸われて減っていくので、スープの追加ができます。店員さんに「スープください」といえばすぐにやかんで持ってきてくれますよ。スープは出汁がかなり濃い目で、少ししょっぱく感じるかもしれません。
劇場から最寄りの牧のうどん(車推奨)
HKT劇場から最寄りの店舗は、マリナタウンというショッピングモール内にあります。こちらは、牧のうどんには珍しいセルフスタイル。先に注文してお金を払い、受け取って席につきます。
HKT劇場からは、車で大体10分位でしょうか。マークイズももちの前を走っているよかトピア通りを、ひたすら西に真っ直ぐ進むと着きます。
いわゆるフードコートスタイルなので、気軽に食べられるのが良いですね。食べ終わったらセルフで食器を返却します。
利便性抜群の博多駅前バスターミナル店
なんと博多駅前のバスターミナルの中にも店舗があります!劇場まで直通のバスが発着しているので、便利すぎますね。高速バスの発着もあるので、九州近郊から遠征してくる人にもってこいの店舗です。
ちなみにこちらの店舗は事前食券制なので、初心者でも安心。
長距離遠征民も安心!福岡空港店
実は福岡空港の近くにも店舗があります。ただ、こちらは徒歩で15~20分ほどかかるので時間に余裕がある時にいきましょう。こちらは珍しい展望台付のお店です。空港の真横で飛行機の離着陸を観察できますよ。
以上、牧のうどんをご紹介しました。福岡はラーメンと同じ位うどんを良く食べるので、遠征に来た時は是非ご賞味ください。